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音響インテンシティ測定
音源と音の流れを見える化する技術
- 居住区の騒音対策には合成音の分析(主機・発電機・空調・排気管他)様々な部材からの固体伝播音の放射の防止が重要です。
- つまり音響インテンシティ測定により、音源探査と音場解析を行いPDCA分析で効果的対策が可能です。測定値は㏈(Re:1pW/m2)で表わす。
3種類の騒音計測
- 音響インテンシティ測定 上記
- 騒音測定
室内の騒音レベルを把握するために騒音測定を行う
測定値は10秒の等価騒音レベル(LAeq)と1/3オクターブ分析による
- 残響時間測定
部屋の音場を確保するために残響時間測定を行う
残響時間の長短は音の響きとして感じられ部屋の容積と使用目的によって最適な残響時間が決まる
測定で表面化する船舶騒音(まとめ)
- 居住区での対策は騒音源に合わせ様々な対策が必要となる
- 床面に浮床+制振材
- 鋼壁に制振材
- 吸音材の充填
- 内張パネルの防振処理
- 空調吹き出し口に防音ダクト/吸音ダクト
- 遮音性の高い扉・窓...など
- 対策を進めていくと低周波成分が最後に残る
- 船形・構造・配置などの影響で船によって音場は様々
実船測定の代表例(騒音対策未施工船)
室内側にエネルギーの流れ:赤
室外側へエネルギーの流れ:青(濃い色はエネルギー量が多い)
音響インテンシティ測定結果OA
周波数分析の例
床面

[63Hz、125Hz付近の騒音流入]
壁面

[窓部より250Hz付近の騒音流入]