製品情報
オーシャンダンパー
オーシャンW(ダブル)
メルシートの重ね合わせ工法
ポイント イナータンス測定試験
試験装置 B&K製 Pulseシステム
インパクトハンマー B&K製 Type 8202
加速度ピックアップ B&K製 Type 4394
試験サンプル
基材 鋼板25mm サイズ 600×400
磁着タイプ制振材 制振層4mm+Steel0.8mm サイズ500×300
粘着タイプ制振材 制振層4mm+Steel0.8mm サイズ500×300
施工率 62.5%
試験ポイントイナータンス測定結果
制振材A(6.8mm)(制振材:オーシャンコンフォート使用)
内訳 4.5mm(制振層) + 2.3mm(金属拘束層) = 6.8mm
考察:まとめ
磁着タイプ制振材、粘着タイプ制振材とも ほぼ同等の効果があり、25mm厚の鋼板に対してはピークで10~20dBの振動低減効果が確認された。
磁着タイプ、粘着タイプそれぞれの効果には周波数で差があり、3kHz以下の低周波側では磁着タイプが効果的であり、高周波側は 粘着タイプが効果的である。
磁着式制振材メルシートの重ね合せ工法
エンジンルーム内の起振源付近に施工
標準仕様
寸法(mm) | 制振材(mm) | 金属拘束層(mm) | 合計厚み(mm) | 重量(kg) |
---|---|---|---|---|
300×500 | 8(4×2枚) | 2.3 | 10.3 | 5.1 |
300×500 | 12(4×3枚) | 2.3 | 14.3 | 6.3 |
損失係数測定結果
基材6.0t + 粘着オーシャンダンパー 4.5t + 鋼板0.8t
常温域で損失係数が0.1以上であり、特に20~30°Cでは400~600Hzで損失係数が0.2~0.3と高い制振性能を示す
基材3.2t + 磁着メルシート 4.0t + 鋼板0.8t
0~40°Cの温度域では400~800Hzの損失係数は0.1以上で高い制振性能である
基材12t + 磁着メルシート 4.0t x 3枚 + 鋼板2.3t (メルシート3枚重ね合せ工法)
常40°C以下では損失係数が0.1以上あり、また20°Cでは損失係数が0.2~0.3であり、十分な制振性能を示している